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明日ゲンキになるマメ知識明日、ゲンキになるためのマメ知識

アスゲンのお薬に使用されている成分の原料や
それぞれの効能などをわかりやすくご紹介しているページです。
健康に関する最新情報もあわせて随時更新してまいりますので、
毎日の豊かな暮らしづくりにぜひご参考ください。

人参について その2

人参の原植物はウコギ科オタネニンジン属の植物で,多年生の草本植物である.オタネニンジン属植物は世界に約6種あり,北アメリカと東アジアに分布しており,このうちオタネニンジンPanax ginseng C. A. Meyerの細根を除いた根またはこれを軽く湯通しして乾燥したものを原料としている.根をそのまま乾燥したもの(生干人参),皮を剥いて乾燥したもの(白参),軽く湯通ししたもの(御種人参),皮を剥かずに蒸したもの(紅参),細根を乾燥したもの(ヒゲ人参,毛人参)など加工法の違いにより名前が変わり,それぞれ目的によって使い分けされる.野菜のニンジン(キャロット)はセリ科ニンジン属の植物であるから,オタネニンジンとは植物学的に全く違う植物である.また,「人参」と名のつくものには,竹節人参(チクセツニンジン,竹参)や三七人参(三七,田七,田三七),西洋人参(洋参,西洋参,広東人参,花旗参,アメリカニンジン)などがあり,これらもまたオタネニンジンとは種が違い,それぞれ漢方薬や健康食品に使われている.他に「参」と名のつくものに,苦参,沙参,丹参,党参,海参などもありそれぞれ用途が違う.

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