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明日ゲンキになるマメ知識明日、ゲンキになるためのマメ知識

アスゲンのお薬に使用されている成分の原料や
それぞれの効能などをわかりやすくご紹介しているページです。
健康に関する最新情報もあわせて随時更新してまいりますので、
毎日の豊かな暮らしづくりにぜひご参考ください。

厚朴について その3

ホオノキは北海道から本州、四国、九州にかけて分布し、主に北日本に多く、山地に自生し、庭園や公園などにも植栽され、高さ15〜30mの高木になる。幹は直立し、樹皮は灰白色で裂け目がなく、円形の皮目が散生する。葉は倒卵形か倒卵状長楕円形、長さ20〜40cm、幅13〜25cm、枝先に傘のように輪生状につくことからJapanese Umbrella Treeとも呼ばれる。葉の裏面は白色の毛が密生するため、風にあおられた白い葉裏が遠くからでも判別しやすい。花は僅かに黄色を帯びた白色で枝先に上向きに咲き、強い芳香を放つ。花の大きさとしては大型で日本では最も大きな部類に入る。シナホオノキはホオノキとよく似ており、凹葉厚朴は葉の先端が凹み、二つの鈍円形の浅裂片となっているのが特徴である。ホオノキは日当たりがよく、水分条件のよい地でよく生育するため、優占木の伐採や落雷・暴風雨によって上方の空間が開けると一斉に芽吹き、幼樹が育つ。厚朴としては、皮が厚く、褐色が濃く、香りがあり、苦味と少しの辛味があるものが良品とされる。

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