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採用情報

受託製造

取締役工場長 葛谷 昇次

東濃地区で唯一の医薬品メーカーとして

90年以上の歴史があるアスゲン製薬ですが、ここ岐阜県瑞浪市の工場は平成19年に完成した工場です。アスゲン製薬は社員みんなが東濃地区で唯一の医薬品メーカーとしての誇りを持って、一生懸命取り組んでおり、常に新しいことにもチャレンジをしています。

アスゲン製薬では、自社製品を製造するとともに、受託製造にも力を入れています。受託製造では、相手先ブランドで製造をする「OEM」はもちろん、同じ相手先ブランド名で製造するのですが、製品の設計など企画開発から行う「ODM」も得意な分野で、お問い合わせも増えています。

製造、包装まで一貫製造
中間工程の受託製造も可能

アスゲン製薬では、顆粒剤や錠剤といった内服固形剤の製造に特化しています。製剤から包装までを一貫して行っていますが、扱う品目数が多いため、ラインでの製造ではなく各工程で部屋を仕切り、製造していきます。

口から服用するものですから、医薬品の製造管理や品質管理の考え方において、一番あってはいけないのが異物混入です。各工程ごとに異物の混入が無いか、有効成分が規格通り含まれているか、などのチェックを行って、次の工程に進むようにしています。

製造工程は、製品によっても違いはありますが、錠剤の場合は、まず原料の秤量から始まり、流動層造粒機で造粒していきます。原料に結合剤を吹きかけて湿らせて造粒し乾燥させるところまでを同じ造粒機の中で行っていきます。

造粒されたものは、次に打錠機で粒子や粉体を圧縮して錠剤にしていく打錠という工程に移ります。打錠したものは、製品によってはフィルムコーティングを施して、錠剤の苦味を抑えたり、色をつけるという工程になります。その後、錠剤に異物や汚れ、欠けなどがないかを機械にかけて全数検査します。ここで良品と不良品に分けていきます。

ここまできたら、包装の工程です。製品をガラス瓶に充填したり、PTP包装を行い、瓶などにラベル貼りを行い、添付文書と一緒に個装包装をしていきます。

このように、製造から包装までの一貫製造を行っているので、全行程の受託製造はもちろん、フィルムコートから、または錠剤の検査から出荷までといった中間工程の受託ということも行っています。

新しい取り組みにもチャレンジ
受託製造にも還元

アスゲン製薬では、漢方や生薬を含んだ製剤を得意としていますが、時代に合わせて新しい取り組みも行っています。

例えば、口の中ですぐ溶けて、水なしで飲むことができる錠剤や顆粒剤というのは、今後、需要が増えていくことが予想されるので、開発に取り組んでいます。水なしで飲めるということは、口の中ですぐに溶けるものではないといけませんが、溶ければいいというものではありません。それによって、苦味が強く出てしまうものであっては、溶けても飲み込むことができないからです。

そこで、苦味の成分をマスキングして覆い隠したり、同じ効能でも苦味の少ない成分を選んだりしますが、承認基準で使うことのできる成分は決められているので、それほど選択肢の多いものではありません。限られた中で工夫をしています。

また、解熱鎮痛剤として知られるイブプロフェンは、とても錠剤にしにくいという特徴があります。製造工程の中で、打錠という工程では、上杵と下杵によって圧縮して錠剤にするのですが、イブプロフェンは杵の表面に付着してしまう打錠障害というものを起こしやすいのです。

こうなると正しく錠剤を製造できなくなってしまうため、打錠機の速度を落とし、ゆっくり確実に打錠していかなくてはいけませんが、そうすると1時間当たりに製造する量が減るため、製造コストなども上がってしまいます。

そこで、添加剤など製剤設計段階から工夫をして、打錠機の能力を上げていくように製品を開発中です。この製剤が製品化されれば、イブプロフェンを含む製剤がもっと効率よく製造できるようになります。

このような自社での取り組みのノウハウは受託製造にも還元できるものと思っています。

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