無水カフェインについて
カフェインはメチルキサンチン誘導体に分類される中枢神経興奮成分です。1820年にドイツのRungeによってコーヒー豆から初めて取り出されました。原料から抽出されたカフェインや、合成されたカフェインの結晶は水分子(H2O)を含んでおり、カフェイン水和物と呼ばれます。これを乾燥し、水分子を除去したものが無水カフェインです。両者に作用や効果面で大きな違いはありませんが、医薬品の多くには水分子を含まない無水カフェインが使用されています。中枢神経を刺激することによって、頭重感をやわらげる作用などがあります。「アスゲン散EX」「錠Aアスゲン」「シロップAアスゲン」「アスゲン鼻炎錠S」「アスゲン鼻炎カプセルS」「アスゲンかぜ総合錠」「喘妙シリーズ」などに配合されています。
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