当帰について その6
当帰の主な成分は精油(リグスチリド、ブチリデンフタリド、サフロール)、ポリアセチレン類(ファルカリノール、ファルカリンジオール、ファルカリノロン)、クマリン類(スコポレチン)、コリンなどを含み、主たる成分であるリグスチリドは抗アセチルコリン作用、抗喘息、鎮痙など、ファルカリンジオールやコリンなどには抗侵害作用、抽出物としては鎮痛、血管透過性抑制、抗炎症、子宮運動亢進などの薬理作用があり、月経不順、月経停止、腹痛、貧血性頭痛、めまい、便秘、下痢、更年期障害などに応用される。血流を改善し特に女性に多い冷え症に効果があることから「婦人の用薬」といわれ、浴用剤としても広く使われている。また、リグスチリドは美白効果があるとされ化粧品としても使われている。
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