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明日ゲンキになるマメ知識明日、ゲンキになるためのマメ知識

アスゲンのお薬に使用されている成分の原料や
それぞれの効能などをわかりやすくご紹介しているページです。
健康に関する最新情報もあわせて随時更新してまいりますので、
毎日の豊かな暮らしづくりにぜひご参考ください。

SDGs「運動の効果が出るには、どのくらいかかるのか?」
SDGs 目標 No.3:すべての人に健康と福祉を

すっかり秋になりました。朝晩の冷え込みが厳しく、紅葉が始まったとの便りも聞かれます。真夏とは異なり、体を動かすには良い季節となりました。山へハイキング、いやもっと手軽に近所の公園をウォーキングしてみようかな、と考えておられる方も多いでしょう。やっぱり健康への第一歩は運動だよ、とスポーツクラブのチラシやホームページを眺めている方もみえるかもしれません。でもなかなか忙しいと続かないんですよね・・・。よくわかります。特にこれから冬に向かって寒くなってくると、暖かい部屋で過ごす時間は最高ですよね。寒さは窓越しに見るだけにしたいです(笑)。

製薬企業に勤めているせいなのか、友人から「1週間くらい歩くと痩せる?」とか「週1回しかウォーキングできないんだけど、春のハイキングに間に合うかな?」などの質問を受けることが多々あります。こんな話を聞いているうちにある疑問が浮かびました。「どのくらい運動すると、体力が付いてくるのだろう?」これを確認するために私の活動量計のデータを見直してみました。

先月の記事で私が新型コロナウィルスに感染したことをお話しました。その際、先程の活動量計を用いて睡眠以外のデータも取っていました。その一つが青色の線で表された心血管系許容量です(心血管系が外からの負荷にどのくらい耐えられるのか:Cardio load Tolerance)。紫色の線は何か運動したときの心血管系への負荷量(Cardio load Strain)です。青が「体力」と紫が「運動量」と捉えてください。

なお横軸に沿って並ぶ赤い縦線は運動量を表します。縦軸は体力と運動量、横軸は時間(コロナ感染判明:9/11 ~ コロナ感染前に体力が回復:10/29)です。これらを用いて運動により体力が向上していく様子を見てみましょう。

コロナ感染前には体力は 118 でしたが、感染後1週間は何もできなかったので体力は下がっていきます(9/16:94)。その後、回復したため動き始めてはみたものの(9/22:80)体力は下がりつづけ、運動を続けたにもかかわらず、9/28には期間内最低値のである 64 まで下がりました(泣)。そして体力がコロナ感染前の値付近に戻るのは、これからほぼ1か月後でした(10/29:115)。

以上のことから気付いたことを書いていきます。

1)運動をしないと体力は落ちていく。

2)体力は落ち始めるとそれには勢いがあり、なかなか下げ止まらない。

3)体力をつけようと運動を始めても、すぐには体力は上がってこない。体が休むことに慣れてしまったせいか?

4)今回、2週間で下がった体力を「これはマズイ!元に戻さないと」と思って運動を頑張っても、以前の状態に戻るのは始めた日からおよそ1か月はかかる。つまり、運動の効果が出てくるのは最低1か月はかかるだろう。

病気からの回復には必要な静養ですが、余り休みすぎてもよくないのかもしれません。運動による体力向上は「始める」ことと「続ける」ことが大事です。

弊社製品である長城甦腎宝錠、ワコンMゴールド錠「長城」、甦脈宝内服液を日頃の体調管理、そしてもし病気になってしまった時およびそこからの回復にもご活用いただければと思います。

その際には添付文書をよく読み、不明な点は医師、薬剤師、登録販売者にご相談ください。

【 ご 注 意 】 本検証は個人の結果であり、万人にそのまま当てはまるわけではありません。運動開始に当たっては事前にかかりつけ医にご相談ください。

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