アスゲン鼻炎錠S
アスゲン鼻炎錠S の特徴

- くしゃみ・鼻水等のアレルギー症状を緩和するクロルフェニラミンマレイン酸塩、鼻水を抑えるベラドンナ総アルカロイド、鼻粘膜の炎症を抑えるグリチルリチン酸、鼻づまりを改善するフェニレフリン塩酸塩等が効果的に配合されています。
- 花粉症に代表される「くしゃみ・鼻水・鼻づまり」を主訴とするアレルギー性鼻炎や感冒による急性の鼻炎症状に優れた効果を発揮します。
- ビン入品の他、携帯に便利なPTP包装品もあります。
- 5才のお子さまから成人まで服用できます。
花粉症の原因となる主な草木の花粉飛散時期
花粉症は、アレルギーの原因物質であるスギ・ヒノキ等の花粉を吸いこむことにより即時的に、くしゃみ・鼻みず・鼻づまり(鼻閉)・目のかゆみ等のアレルギー症状がおこります。
アレルギー症状を起こす花粉飛散開始前の花粉症対策としては、アレルギー症状を起こりにくくする予防療法を開始することが重要です。花粉飛散開始後の花粉症対策は「アレルギーの原因物質であるスギ・ヒノキ等の花粉を吸いこまないこと」を基本とし、起こってしまったアレルギー症状を緩和する対症療法が中心となります。
花粉飛散時期の日常における具体的な対策

- 花粉飛散予報(テレビ・新聞・インターネット等)を利用する。
- 外出をできるだけ控える(特に飛散量が多い時間帯)。
- 外出時には、メガネ、マスク、帽子、上着(花粉を払い落としやすい生地)を着用する。
- 洗濯物は戸外に干さない。
- 掃除は窓を閉めて行う(特に午前中は開け放さない)。
- 布団・毛布は室内干しとする。
- 帰宅時は、衣服に付着した花粉を払ってから入室し、洗顔、手洗い及びうがいを行う。
寄せられるご質問について
Q: 「長期連用しないでください。」とありますが、花粉のシーズンには連用しがちなのですが...?
A:アスゲン鼻炎錠Sは、鼻炎症状を緩和する医薬品です。花粉のシーズンは、天候や服用される方の体調によって、症状がほとんど出ない日があります。様子を見ながら、服用を休む日をつくることによって、連用を避けることができます。
アスゲン鼻炎錠Sに配合されている成分
クロルフェニラミンマレイン酸塩(抗ヒスタミン成分)
くしゃみ・鼻水・目のかゆみを起こすヒスタミンをブロックする目的で、配合されています。この成分の主な副作用には、口渇の他、眠気があげられます。「乗物・機械類の運転操作をしないでください」と注意がなされるのはそのためです。
ベラドンナ総アルカロイド(抗コリン成分)
抗コリン作用があり、鼻水・なみだ目等の外分泌を抑える目的で配合されています。ベラドンナ根から抽出され、主成分はアトロピン、スコポラミンなどのトロパンアルカロイドです。抗コリン作用に基づく副作用として口渇、便秘、眼圧上昇、排尿困難があらわれる可能性があり、特に緑内障や前立腺肥大の人には注意が必要です。
フェニレフリン塩酸塩(血管収縮成分)
鼻粘膜の血管を収縮させることによって鼻閉(=鼻づまり)を改善する成分です。
グリチルリチン酸(抗炎症成分)
甘草の主成分としても知られ、ステロイド骨格を有し、糖質コルチコイド様作用(消炎作用・抗アレルギー作用)があります。
また鉱質コルチコイド作用もあり、偽アルドステロン症に由来するむくみ等への注意が必要です。
無水カフェイン(中枢神経興奮成分)
カフェインは、コーヒー、紅茶、緑茶にも含まれている成分です。眠気を防止したり、頭重感の緩和を目的として配合されています。