大棗について その4
大棗の主な成分は糖類(ブドウ糖,果糖,ショ糖等),多糖類(アラビナン,ペクチン),有機酸類(リンゴ酸,酒石酸,クエン酸),サイクリックAMP,トリテルペノイド(オレアール酸,マスリニン酸,ベツリン酸等),サポニン(ジジプスサポニン㈵〜㈽,ジュジュボシドB等),ベンジルアルコール配糖体などを含んでおり,サイクリックAMPは高濃度含んでおり,アデニルサイクラーゼ活性やフォスフォジエステラーゼ活性が認められる.糖分が多く,高温多湿の条件下ではカビや虫がつきやすく,変敗しやすい.逆に温湿度を低くしすぎると乾燥しすぎとなり,品質が劣化する.
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