
Arthrospira属に属するラン藻であり、「らせん形」をしているためラテン語で「ねじれた」「らせん」を意味するスピルリナと名付けられました。スピルリナはアフリカや中南米の強アルカリ性、高温、高塩湖に育成しており周辺原住民のタンパク源になっていたことが報告され、一躍脚光を浴びました。さらに、クロレラと同様にタンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富であり、クロレラと比較して細胞壁が薄く、消化されやすいため、主に健康食品として用いられています。また、食品添加物として用いられている青色着色料には、スピルリナの持つ色素であるphicocyaninが利用されています。