銅の抗菌性
暖かい日と寒い日を繰り返し、寒くなってきたなと思っていたら、早や師走。街ではマスクを付けている方を見かけることが多くなりました。風邪をひいている方、予防が目的の方。今回は感染予防についてのお話です。
10/12付け International New York TimesのScience面に「銅は感染を食い止めるかもしれない」という記事を見つけました。金属でどうやって?
アメリカのアイオワ州グリネル大学の研究者は、地方病院において通常手を触れると考えられるもの、例えば水道の蛇口、トイレの水洗レバー、ドアハンドル、電灯スイッチなどを銅製のものに付け換え、一定期間通常使用した後、表面の細菌数を調べました(銅:9病室)。比較対象のため、同数の部屋は通常の材質のままで変更なしとしました。
結果は部屋が空いている、空いていないにかかわらず、銅に交換した方が変更なしよりも菌濃度が98%低くなりました。また銅に交換した部分の半数には菌の繁殖が見られませんでした。研究者は、「銅製のスイッチなどを用いている病院はまだ一般的ではありません。また、病院内にいる菌の大部分はそれほど危険なものではありませんが、危険な菌もいます。銅を使用することは、菌を最小化するのに一役買うのかもしれません。」と結んでいます。
日本でも院内感染が問題になっており、病院の入り口には消毒用アルコールが設置してありますし、商業施設やスーパーマーケットでも見るようになりました。
気を付けていても風邪はひいてしまう時があります。風邪かな、と思ったら弊社の「アスゲンかぜ総合錠」、寒気を強く感じる方は「ネオアスゲン顆粒」をお試しください。来年も皆様にとって良い年でありますように。
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