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老いはどこにあるのか? パラバイオーシス

 人生100年時代。 今「老化」に対する社会の関心がとても高まっています。アンチエイジング、エイジングケア等の言葉を見ない聞かない日はないでしょう。歴史上の支配者に限らず、人はいつまでも自分が一番美しかった時の姿に囚われ、苦しみ、努力を続けてきました。それは今も続いています。老化とは人の体を構成している細胞の分裂が徐々に限界に達し、死滅していくことです。この限界を越えて分裂を続けることはできません。そして寿命を迎えます。それでは我々は「老化」に抗うことはできないのでしょうか。

老化に関する興味深い話題を「アンチエイジング医学-日本抗加齢医学会雑誌 Vol.12 No.5」に見つけましたのでご紹介します。それが「パラバイオーシス」です。

「パラバイオーシス(parabiosis)」とは2匹の生きた動物が手術的に結合され、血液、血管、心臓などの循環系を共有するようになった状態を指します。19世紀に確立された実験法であり、主にホルモンなどの内分泌系の研究の発展に貢献しましたが、1980年代以降、廃れた手法でした。ところがここ10年くらいは老化研究、再生研究等において、新しい知見が得られ、徐々に注目を集めています。

代表的な研究として、老年マウスと若年マウスとの間でパラバイオーシスを行ったとき、加齢に伴う機能低下を改善することができるのではないか、というものがあります。結論としては若年マウスの全身環境が、老年マウスの細胞の増殖と臓器の再生能力を改善する、という結果が示されました。また老年個体の病気が改善する、との研究報告も見られます。

冒頭にお話ししたように、循環系を共有している2個体においてその循環の元になっているのは主に血液であり、その血中に含まれている何らかの物質が老年マウスの体に何らかの影響を与えている、つまりそれが若返りの理由ではないのか、との仮説が立てられ、それを元に様々な研究が進んでいるようです。同時に血液中の物質だけでなく、老年マウスの老廃物、有害な物質が健常な若年マウスの臓器機能によって代謝されることでこれらの消去に貢献していることが若返りの理由、とも言われております。

ただ、パラバイオーシスの結果をどう解釈するかは専門家の間でも意見が分かれており、決して単純なものではないようです。

とはいえ、人生100年時代を幸せに生きるための何かが始まっているようです。

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