●SDGs_「SDGs、はじめましょう!」
今回からSDGsについて書くことになりました。よろしくお願いたします。
SDGsとは何かについては他に譲る(弊社HP「企業情報~ SDGsへの取り組み」もご覧ください)として、
このコーナーを始めるにあたり、私自身がSDGsについてどう考えているのかを書いていこうと思います。
今の世の中には気候変動、民族問題、格差社会の拡大など様々な問題があり、
それらは規模は違えども私たち個人一人一人が抱える問題につながっていると思います。
もし、これらの問題が一向に解決されなければ、その先に拡がる世界はどうなってしまうのでしょうか。
いや、そもそも問題そのものがはっきりしていないことが問題であるとのことから
2015年、国連が世界が抱える問題とその解決の方向性を示したものがSDGsです。
SDGsには17個の大目標とそれに関連する200個以上の課題が挙げられているため、
読んでみると「これ聞いたことある」、「こんなことが問題だったんだ」、「これはやろうと思ってる」ことがたくさんあることに気付くでしょう。
実は私自身、社内のSDGsプロジェクトのリーダーを任され、メンバーと共に活動をしていたものの、
何か自分のこととして捉えることができていないな、と感じていました。
そんなある日、某メーカーの"リサイクル素材50%以上使用(これはすごい割合です)"のランニングシューズの広告を見た時、衝撃を受けました。
それは新品にもかかわらず、適度に使い込まれた感を出している外観が何とも恰好良かったからです。
ただ、値段は新品の同じモデルより約20%高くなっていました。
しかも性能が若干劣ることに気付きました(重量が約25%重い)。
この事実から受けるショックも、はじめに感じたことに劣らず大きかったのです。
その時初めて気付きました。"リサイクル品は、新品より値段が高い場合があるのだ。"
おそらく材料の精製などに、新規原料を使うより費用がかさむのかもしれません。
このように考え始めてから私の中でリサイクルに関連するSDGsNo.12「つくる責任、つかう責任」への関心が高まっていきました。
同時に、他のSDGs目標についても関心が向き始めました。
おそらく今のみなさんにとってSDGsは他人ごとなのかもしれません。
ただそれは自分の中にある問題に気付いていないだけなのかもしれません。
自分が一番好きなことの中にある問題に気付いて「解決したい」と思う時、
SDGsへの関心が芽生え、世界が抱える問題に目を向けるきっかけになると思います。
その一歩が世界を変えていくのです。
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