秋にかけてのせきに、アスゲン!
「暑さ寒さも彼岸まで」と言います。
これに従えば、今年の酷暑は秋分の日までに何とか収まるのかもしれませんね。
それにしても今年の暑さは本当に耐えがたいもので、外に出ることが危険に感じるくらいです。だからお盆休みは24時間、エアコンをフル稼働にして部屋にこもっていた方もみえるでしょう。
確かにそれは快適かもしれませんが、秋に向けて「なんか調子悪い、ゴホゴホ、コンコン」とならないためにも、秋に出るせきの主な2つの原因をみてみましょう。
< 原因 1> 寒 暖 差
1)せきに限らず寒暖差アレルギーの症状(せき、くしゃみ、鼻水)が出る理由は、急激な気温差という外部からの刺激のためです。
2)気温差を感じた自律神経系が急には対応できないことから血管の収縮に異常が起こります。
3)すると気管支周りの平滑筋が収縮し、同時に気管支粘膜が腫れて気道が狭まることでせきの症状が出るとされます。
(補 足)
●体内の臓器や器官は交感・副交感神経からなる自律神経系の支配を受けており、外界からの刺激に対して身体の恒常性を保っています。
●空気の通り道である気管支は平滑筋により取り巻かれています。
●体内臓器の一つである血管は、平滑筋でできています。
●血管の収縮・拡張をコントロールしているのは、自律神経系(交感神経(興奮時)・副交感神経(リラックス時))です。自律神経系はとても繊細であり、外界からの些細な刺激でバランスを崩すことがあります。
●自律神経系のバランスを崩す原因の1つが、急激な気温差(7℃以上)とされます。このバランスが崩れると、血管の収縮・拡張がうまくいかなくなります。
●寒暖差アレルギーの症状は、空気の乾燥によって悪化するとも指摘されています。だからこそ夏から秋に向かう頃は要注意です。
●タバコの煙・排気ガスなどの化学物質や、ストレスなどが寒暖差アレルギーの引き金になることもあります。
< 原因 2 > カビやダニなどのハウスダスト
1)エアコンは空気中の水分も除去するため、室内が乾燥しやすくなります。乾燥した空気は喉や気道を刺激し(気道粘膜も乾燥する)、せきの原因となります。
2)清掃が不十分なエアコンは、内部にカビや細菌が繁殖しやすくなり、これらが室内に放出されると、せきを含めたアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
3)エアコンの風によって舞い上がったハウスダストが、喉や鼻の粘膜を刺激し、せきや鼻水の原因となることがあります。
夏から秋にかけてのせきは、これら2つの原因が重なって出る場合もあります。
「せきが続いて困ったな。」
と感じた時には、アスゲン製薬のせき止めシリーズをお試しください。
なお、せきの原因には予期せぬ病気が隠れていることがありますので、同封されている添付文書に従い服用しても症状に改善が見られない場合は、医療機関での受診をおすすめします。
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