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明日ゲンキになるマメ知識明日、ゲンキになるためのマメ知識

アスゲンのお薬に使用されている成分の原料や
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SDGs「愛知のトウモロコシを食べて日本の自給率を考える」
SDGs 目標 No.12:つくる責任 つかう責任

 まだまだ暑い日が続きますが、秋の訪れを風に感じる季節となりました。

私は愛知県に住んでいますが、先日、友人から近所のスーパーで買ってきたというトウモロコシを勧められました。

「これ、生で食べられるよ!売ってた人が言っていた!」いやいや、それは無理でしょ。

「固いだろうし、絶対茹でて食べたほうが美味しいって。」と言ったのですが、友人は先に食べておいしかったらしく、この感動をあなたに!の勢いで皿に輪切りのトウモロコシを載せて持ってきました。勢いに負けて食べてみたところ、なんと!おいしい!生のままで食べられる! つい口に出してしまう程驚きました!

「これ北海道のトウモロコシ? 高かったんじゃないの?」と聞くと

「知多で採れたんだって。今朝収穫して持ってきたらしいよ」

「知多??」北海道にそんなところあったっけ? 札幌とか、十勝とかでは? でも今朝収穫ってことは知多半島しかないよな・・・?

ということで、本当にトウモロコシ畑があるのか、愛知県南部に伸びる知多半島に行ってみました!

 知多半島を北から南に縦断して行くと最南端に近い沿岸部は海産物を扱う店が連なり、その先の海にはタコで有名な日間賀島、フグで有名な篠島が浮かんでいるのが見えてきます。一方、半島の内陸部は起伏の激しい丘が連らなる地形が隠れており、ところどころ写真のような広々とした畑があります。その一角にトウモロコシ畑を発見しました(以下の写真右)! なお、他にもいろいろな野菜(たまねぎ、じゃがいも)や果物(ビワ、ブルーベリー)なども栽培されています。

 このあたりからあのトウモロコシは来たのか・・・と思うと感慨深いものがあります。あんなにおいしいものがこんな近くにあったなんて・・・!ということは愛知県ってもしかして意外に農業県なのかもしれない。愛知県内だけで自給自足ができているのかも?そこで農林水産省が発表している「都道府県別 食料自給率」(2022年度)を確認してみました(https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/zikyu_10.html)。

食料自給率は「カロリーベース(1日当たりの各都道府県産カロリー/1日当たりの供給カロリー)」と「生産額ベース(各都道府県の食料生産額/食料消費仕向額)」※詳細は上記URL確認※ という2つの視点から算出されています。

 あれっ?愛知県どうした? 全国平均の1/3未満じゃないか!県外品に頼っていることが丸わかり・・・。私が今までおいしいトウモロコシを知らなかったのは当然なんでしょうか? 意外にも我社のある岐阜県も低いですね・・・。三重県だけが全国平均を超えていました。大阪、東京はほとんど外からの " 輸入 " に頼っている感じです。ちなみに1位は北海道。これは納得できる気がします。

 さて、次は生産額ベース。こちらも東海三県の傾向は先ほどのカロリーベースと変わりませんが、上位3県は青森を除いて九州勢が占めています。ちなみに北海道は215%で4位。惜しくもベスト3入りは逃していました。

これらの2つの横棒グラフから見えてくることは・・・。

●東京、大阪の自給率はないか、ほとんどない。

●カロリーベースの自給率が高い都道府県は、カロリーは高いが価格の安い作物(畜産物を含む)を生産しているのかもしれない。

●生産額ベースの自給率が高い都道府県は、価格が高い作物(畜産物を含む)を生産しているのかもしれない。

 ここには示していませんが、公開されている食料自給率の資料を眺めていると色々考えさせられます・・・。

●カロリー及び生産額の自給率がともに100%に近いのは新潟県かもしれない(2022年 カロリー:117% 生産額:96% 県内で地産地消できている?)。

●カロリーより生産額ベースの自給率が一番高いのは宮崎県かもしれない(県外への販売に力を入れている? 2022年 カロリー:63% 生産額:253% その差190%)。

●カロリーより生産額ベースの自給率が一番低いのは富山県かもしれない(県内での消費に力をいれている? 2022年 カロリー:79% 生産額:52% その差27%)。

●42都道府県はカロリーより生産額ベースの自給率が高いことから、県外への販売に力を入れると同時に、県外からの購入にも注力しているかもしれない。

 県外の販売に力を入れているということは、県外というのは遠隔地の場合もあるかもしれません。その場合、近隣と比較して輸送に伴う化石燃料の増加、そして二酸化炭素の排出量が気になるところです。特に大都市は消費者の様々な需要に応えるため、その傾向があるのかもしれません。その点、地産地消であれば、輸送に伴うこれらの懸念は軽減されるため、環境には優しいということになります。

 もちろんその土地その土地の特産品を試すことができる今の世界は素晴らしいものです。しかし今回の私のように北海道だと思っていたトウモロコシが実は愛知県産だった、というように遠くのものが近くで生産できることが周知されていけば、地産地消も進み、将来にとっても良いことではないでしょうか。今後もっと地産地消が広がることで、良い意味で「思っていたのと違う」世界を身近で感じることができるといいですね。

 地産地消とは、生産者にはつくる責任があるように、私たちにはつかう(食べる?)責任があると考えてみることかもしれません。さあ、味覚の秋はすぐそこにきています!でも食べ過ぎ注意!(笑)

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