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明日ゲンキになるマメ知識明日、ゲンキになるためのマメ知識

アスゲンのお薬に使用されている成分の原料や
それぞれの効能などをわかりやすくご紹介しているページです。
健康に関する最新情報もあわせて随時更新してまいりますので、
毎日の豊かな暮らしづくりにぜひご参考ください。

そのせき、マイコプラズマ肺炎かも?

マイコプラズマ肺炎「肺炎マイコプラズマ( Mycoplasma pneumoniae )」は本当に厄介な感染症です。これは呼吸器に関する感染症の一つで、特に小児や若年層に多く見られるものです。上の棒グラフにおいて2019~2024年に発生した症例の年齢分布(右端 緑色)をみると、今年2024年は、他の年代に比べて5~9歳の症例が多いことがわかります。

感染経路としては、飛沫感染や接触感染が主な原因となります。症状としては、発熱や倦怠感、頭痛、そして何よりも長引く咳(3~4週間)が特徴です。治療法としては、マクロライド系などの抗菌薬が用いられますが、抗菌薬が効かない「耐性菌」に対しては他の抗菌薬が使用されることもあります。1年を通して感染がみられますが、秋冬に増加する傾向があります。これからの季節は注意が必要ですね。

予防策としては、手洗いやタオルの共用を避けること、そして咳エチケットを守ることが重要です。特に感染が広まりやすい学校や家庭内での対策が大切です。

海外でも発生が報告されており、感染予防対策が一時的に有効だったものの、最近では再び増加しているようです。

「かぜは治ったはずなんだけど、体調がなんとなくよくないし、咳が長引いてるな」

そんなときは念のため、医療機関を受診されることをお勧めします。

お大事にしてください。

出典:厚生労働省HP マイコプラズマ肺炎|厚生労働省

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