小さな池の異常から考える ― 気候変動対策と水不足
まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。季節は少しずつ、秋に向かっています。
「小さな池の異常」が意味する大きな問題
「今年の夏は雨が少なく、秋の米の収穫に影響が出そうです」との報道を聞いても実感が湧かなかったのですが、それを実感する光景を目にしました。先日帰り道でのことです。アスゲンから1kmほど下ったところにある池を見て驚きました。なんと池の底が見えている。
※2025年08月25日撮影
例年ですとこんな感じです(以下写真)。左に見える森の木々が水面に触れるくらいの水があるのですが、今年はかなり下がっています。少なくともここ10年で初めてです・・・!この池は農業用のため池ではなく、調整池ですので、外部へ水が供給されて減ったということはないでしょう。いわゆる長期間雨が降らなかったことが原因と思われます。
※2023年06月16日 撮影
資源枯渇のカウントダウン
私にはこの光景は単なる「渇水」には思えず、もっと大きな深刻な問題を表しているように見えました。
私たちが使用する多くの物はさまざまな製造工程を経て得られるのですが、二酸化炭素の排出を伴う場合が多く、その増加が近年の世界的な気候変動(酷暑、乾燥、大雨など)をもたらしていると考えられています。
私たちが利用しているものには、再利用できるものとできないものがあります。現状、新品が再利用品を上回っていると思われることから、いつかすべての資源を使い果たしてしまうのではないかと思います。
すると、今の世界を保つには「いかに今ある資源を再利用していくのか?」にかかってくるでしょう。
これ以上の気候の悪化を少しでも抑えるためには、環境負荷の少ない再利用技術、再利用しやすい素材、再利用が当たり前の社会にする必要があります。
「捨てない技術」が未来を変える
これはまさにSDGs(持続可能な開発目標)の根幹に関わる問題です。特に「目標12:つくる責任 つかう責任」は、資源の再利用や持続可能な消費・生産に直結しています。
以下に、その技術・素材の観点から整理してみました。
5年後を変える今日の意識
ではSDGsの目標達成期限とされる2030年までに私たちは日常的に何を意識すればいいのでしょう? 日常の行動と意識するポイントをまとめてみました。
• 「使い捨て」から「循環」へ
• 「便利さ」より「持続可能性」
• 「個人の選択」が「社会の変化」を生む
見て見ぬふりが未来を壊す
私たちが気候変動に対して何もしなかったらどうなるのか?
時間は確実に流れていき、事態も進んでいきます。雨が降らないせいで池は縮小の一途をたどっていました。別の角度からご紹介します。
※2025年08月05日 撮影
※2025年08月25日 撮影
私だけでなく、多くの方が今年の夏の渇水を心配しているように、気候変動や資源枯渇はすでに私たちの暮らしに影響を与え始めています。
あなたの周りにも「目に見える気候変動」が見つかるかもしれません。だからこそ、今から取り組む私たちの日々の小さな選択が、未来を形作る力になるのではないでしょうか。
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