コロナ再感染で私が感じた痛みと症状のリアルな記録

秋、真っ盛り!日差しはまだまだ強いものの、徐々に空気に涼しさを感じる頃となりました。
コロナ再感染でわかった、発熱と喉の痛みについて
9月の半ば、2年ぶりに新型コロナウィルス(以下、Covid-19)に感染・発症しました(泣)。
「これはまずい・・・! またあの高熱に苦しめられるのか?」
しかし思ったより体温は上がらず37.6℃止まりで、噂通りのどは痛くなったものの、思ったより短期間で解熱しました。
以下の2023年と2025年の体温変化をごらんください(体温値は最高体温)。
確かに2023年は、2025年に比べて最高体温では2℃も高く、解熱(ここでは37℃未満に体温が下がることとします)までの期間も2日長かったんですね。

今回(2025年)の経緯を思い出して見ると以下のようになります。
「発症の2~3日前からのどに違和感があり、その後38℃の発熱。発熱は2日程度で収まっていったものの(37℃以下)、続いてのどの痛みがひどくなり、2日後、やっと発熱ものどの痛みもなくなった。」
過去の風邪を引いたときの経験から、発熱とのどの痛みは同時に起こると思っていたので、今回のように時差を持った経過は興味深く感じました。
このようなことはあるのでしょうか? なぜこのような経過だったのでしょうか? そしてこのとき私たちの体の免疫機能はどう働いていたのでしょう?
なぜ発熱と喉の痛みに時差が生じたのか?
実は、コロナ感染症では発熱とのどの痛みが時差をもって現れるケースは珍しくないようです。免疫学的な観点からも、こうした症状の現れ方に差がある理由もわかりました。まずは今回の病気の進行につれて現れた症状ごとに免疫学的な解釈を加えて見ていきましょう。

<1. ウイルスの侵入部位と初期反応>
• 新型コロナウイルスはまず鼻咽頭や上気道に感染します。
• 初期には「のどの違和感」や「軽い咳」などが出ることがあり、これは局所的な炎症反応によるものです。
<2. 発熱は全身性の免疫反応>
• 発熱は、体内でウイルスが増殖し、免疫細胞(マクロファージなど)がサイトカインを放出することで起こります。
• この反応は全身性で、感染が広がったことを示すサインです。
<3. のどの痛みは遅れて強くなる場合もある>
• のどの痛みは、ウイルスによる局所的な組織破壊や炎症が進んだ結果として強く現れます。
• 特に最近流行している「ニンバス株」などでは、発熱後に急激なのどの激痛が出るケースが報告されています。
免疫反応のメカニズム
• 「自然免疫(先天的免疫)」が最初に働き、発熱などの全身症状を引き起こします。
• その後、「獲得免疫(T細胞や抗体)」が活性化され、局所的な炎症が強まることで、のどの痛みがピークに達することがあります。
つまり、免疫反応のフェーズが異なるため、症状の出方に時間差が生じるのです。
コロナウイルスの進化と「弱毒化」の関係

<1. 一般的な傾向:感染力は上がり、毒性は下がることがある>
• ウイルスは宿主(人間)を殺してしまうと広がれないため、長期的には「共存」できる方向に進化する傾向があります。
• つまり、症状が軽くても感染力が高いウイルスの方が生き残りやすいのです。
例:新型コロナウイルスは、デルタ株(強毒)→オミクロン株(弱毒・高感染力)へと変化しました。
<2. ウイルスは自然選択の中で、感染力が高く・毒性が低い方向に進化することがある>
• ただし、必ずそうなるわけではなく、環境・人為的介入・偶然の変異が複雑に絡みます。
• 科学的には「弱毒化する傾向があるが、例外も多い」というのが正確な理解です。
以上のように変異があるものの、Covid-19に感染した際の経過がある程度わかっていれば、「あと一日我慢すれば元気になる!」と目的を持ってCovid-19と対峙でき、安心できると思います。今回のお話が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
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