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運動を無理なく続けるには?8年間の記録から考える運動頻度

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朝晩が冷える季節になりました。日中は気持ちよく体を動かせる時期ですね。「ちょっと運動してみようかな」と思う一方で、週に何回くらい続ければよいのか、気になる方もいるのではないでしょうか。


今回は、2018〜2025年の私のランニング記録を振り返り、走る頻度と走力の目安となるランニング・インデックスの関係を考えてみます。

1.ランニング・インデックスとは?

私はPolar社の活動量計を愛用しています。ランニングには欠かせない相棒で、走っている間に次のような情報を自動で記録し、走り終えると結果を示してくれます。

心拍数・速度・距離:走っているときの体の反応やペース、走った距離。

ピッチ(ケイデンス):1分間の脚の運びの回数。

消費カロリー:そのランニングで消費したエネルギーの推定値。

特に私が気にしているのが、ランニング・インデックス(Running Index)です。心拍数と速度などから、走りの効率を算出してくれます。


Polar社は、ランニング中の最大酸素摂取量(VO2max)を推定する値と説明しています。最大酸素摂取量とは、運動中に体が取り込んで使える酸素量の上限のことです。

取り込める酸素量が多ければ、同じ運動でも楽に行えることから、ランニング・インデックスもVO2maxも高いほどよいとされます。


私は、この数値が60を超えた日を「良いランニングができた日」の目安にしています。なかなか出ないのですが(苦笑)。これは、あくまで自分の記録を振り返るための基準です。

2.ランニング頻度と走力の関係

私のランニングでは、ほぼ毎回ランニング・インデックスが記録されています。そこで、走る頻度と数値の変化を比べれば、「よく走っていた時期は、走力の目安となるランニング・インデックスも高かったのか」が見えてくるのではないかと考えました。


今回調べるのは、私自身の走る頻度とランニング・インデックスの関係です。なお、この記録だけで、すべての人に適した運動頻度や、運動による健康効果まで判断することはできませんが、練習の方向性が見えてくるかもしれません。さっそく見ていきましょう。

3.方法:2018〜2025年の記録を比較

2018〜2025年の記録を使い、年ごとのランニング・インデックスと、1週間当たりのランニング頻度を次の方法で比較しました。

  1. 指標の平均値を確認する

    各年のランニング記録からランニング・インデックスを取り出し、年ごとの平均値を折れ線グラフに示しました。

  2. 走る頻度を確認する

    同じ期間について、1週間当たりに何回走っていたかを年ごとに棒グラフで示しました。

  3. 2つの項目の動きを比べる

    走る頻度が増えた年や減った年に、ランニング・インデックスがどう変化しているかを確認しました。

これは、私1人の記録を年ごとに比べたものであり、練習内容や体重などの条件をそろえて、走る回数だけを変えた実験ではありません。

4.結果:ランニング頻度と指標の変化

ピンクの棒が1週間当たりのランニング頻度、青い折れ線がランニング・インデックスです。左右で縦軸が異なるため、それぞれの目盛りに沿って読み取ります。

2018〜2025年のランニング・インデックスと週間ランニング頻度。指標は2020年に最も高く、2025年は頻度が増えても指標が低下している。
2018〜2025年の筆者のランニング記録。

年ごとの変化を見ていくと、次のようなことが読み取れます。

  1. 2018〜2020年

    走る頻度が増えるとともに、ランニング・インデックスも上がっています。対象期間でランニング・インデックスが最も高かったのは2020年です。

  2. 2020年と2021年

    頻度はどちらも週4.58回ですが、2021年のランニング・インデックスは2020年より低くなっています。

  3. 2021〜2024年

    頻度が減るとともに、ランニング・インデックスも下がっています。

  4. 2025年

    前年より走る頻度は増えていますが、ランニング・インデックスは下がっています。

  5. 全体を通して

    頻度とランニング・インデックスが同じ方向に動く時期はあるものの、走る頻度だけで数値の変化を説明することはできません。

走る頻度に加え、練習の強度、加齢、体重の変化など、複数の要因が関係している可能性があります。ただし、それぞれがどの程度影響したかは、今回の比較では分かりません。

5.週何回走ればよいのか?

現在、私は週2〜3回走っており、ランニング・インデックスは57前後です。過去を振り返ると、週4.5回ほど走っていた2020〜2021年は、現在より高い値が出ていました。

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私自身が60超えへの回復を目指すうえでは、週4回、余裕があれば短くゆっくり走る日を含めて週5回という頻度を、今後の目標として考えています。

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ただし、今回の記録だけで「週4〜5回が最適」「それ以上は頭打ちになる」とは言い切れません。同じ頻度でも年によって数値が違うため、今後は頻度を増やしたときの変化を、体調や疲労の回復と合わせて見ていきたいと思います。

6.まとめ:まずは無理のない頻度から

今回の記録では、よく走っていた時期はランニング・インデックスも高い傾向が見られました。一方で、頻度が同じでも数値に差があり、走る回数だけが結果を決めるわけではないことも分かりました。


これは、ある程度走った経験のある私個人の記録です。「今日から始めよう」という方は、自分の体力や生活に合う回数から始めてみてはいかがでしょうか。

  • まずは続けられる回数から:週1回など、無理なく取り組める機会を作ってみます。
  • 慣れてきたら少しずつ:休む日を挟みながら、体調に合わせて週2回、3回と増やすことを考えます。
  • 走り方にも余裕を:短くゆっくり走る日や、速く走る日、そして歩きを交える日を取り入れるなどして、毎回きつい練習にしないようにします。

私も、まずは週3回走る機会を作るところから始めてみます。ランニング・インデックスの向上を楽しみにしつつ、無理はしないようにしたいと思います。今回のお話が、皆様の運動を続けるヒントになれば幸いです。

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